第四回 フラワー装飾技能士について

東京都フラワー装飾技能士会で1級技能士講習会を担当しています浅場です。

今回は第四回目ですね。

第三回では受検資格についてお話しました。

最年少プローリストは20歳くらいでなれるかもねって事でした。

今回はもう少し具体的に各級の内容について書いていこうと思います。

まぁ…ぶっちゃけたところ、大きな声では言えませんが…

浅場は3級、2級は受検しておりません…

そんな浅場がこれから3級と2級も含めお話をしていきます。

説得力に欠けるかもしれませんが、気にせずいってみましょう!

(大丈夫!1級取得後に3級、2級も勉強しましたから(^-^)/)

 

まずフラワー装飾技能士という資格は…

生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーショップでの業務などフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、お花屋さんやお花の教室など、花の装飾に関わる職業に従事する人のための資格です。 

↑こんな感じに定義されています。

まぁ、これを浅場はフローリストの為の資格で、取得した人をプローリストと呼んでいるのですが…

 

各級の検定試験内容はこんな感じです。

 

1級

・課題1:立食用卓上装飾花の製作作業を行う。試験時間=40分
・課題2:卓上装飾花の製作作業を行う。試験時間=35分
・課題3:ブーケの製作作業を行う。試験時間=60分

 

2級(A・Bコース)

Aコース
・課題1:花束の制作作業を行う。試験時間=45分
・課題2:アレンジメントの製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:ブーケの製作作業を行う。試験時間=45分

Bコース
・課題1:籠花(スタンド花)の製作作業を行う。試験時間=30分
・課題2:贈呈用花束の製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:花器付盛花の製作作業を行う。試験時間=30分

 

3級

・課題1:花束及びリボンの製作作業を行う。試験時間=35分
・課題2:バスケットアレンジメントの製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:ブートニアの製作作業を行う。試験時間=20分

 

どうですか?分かります??

 

今すぐにもっと詳しく知りたい方はNFD(公益社団法人日本フラワーデザイナー協会)さんから

【NFD版 よくわかる フラワー装飾技能検定試験】という本が出ていますので是非参考にしてみてください。

こちらの本にも書いてありましたが、フラワー装飾技能士という検定試験は、なんと昭和58年からスタートして35年もの歴史があるんですね。

その間、試験時間に変更があったようですが試験課題はほぼ変わっていません。

 

凄いですね!!

 

移り変わりの激しいこの現代社会において、35年間も変わらない検定試験があるなんて…

 

…ん?

 

「へぇ~、変わってないんだ…」とか

 

「ていうか、変わらなくて良いの?」とか

 

「大丈夫かなぁ…」とか

 

「35年前って…今の時代に合ってないんじゃないの???」とか

 

「ほら、最近はナチュラル系?とか、ヨーロピアンテイスト?みたいなものが流行ってるみたいだし…」とか

 

「国家資格だってもっと流行りとか取り入れたほうが良いんじゃないの?」とか

 

そんな風に感じちゃった人いるんじゃないですか?

 

実際にそんな事を言っている人もけっこういますしね(汗)

 

たしかに最近ではナチュラル系のアレンジだったり、ヨーロピアンテイストだったりと様々なスタイルが人気だったりしています。

 

ではなぜ…

 

国家資格であるフラワー装飾技能士検定が35年間も試験課題が変わらずに、今も続いているんだと思いますか?

 

それにはちゃんと理由があるんです!

 

それは…

 

今流行りのスタイルや考え方って、実はフラワー装飾技能士検定で勉強する技術や理論に基づいているものがとても多いんです。

 

ここがなかなか伝わりにくいんですが…

 

例えば…

ナチュラル系のアレンジメントや花束、ブーケなんかをよく見かけることがあると思いますが、あのナチュラル系のアレンジメントは単純にナチュラルに挿したからナチュラルに見えると思っていませんか?

違うんです!

ナチュラルに見せる為の理論に基づき、テクニカルに挿しているからナチュラルに見えるんです。

あのナチュラルで素敵なアレンジメントや花束にはしっかりとした技術と理論が隠れているという事です。

 

流行りのスタイルはこれから先も時代によって変わっていくでしょう。

でも基になる技術や理論というものはいつまでも変わらないという事ではないでしょうか。

新しいとか古いとかではないんですね。

 

そうそう、先ほどご紹介した【NFD版 よくわかる フラワー装飾技能検定試験】ですが、出版されたのは2017年3月なんですよ!

この時代だからこそ必要な資格だということなのではないでしょうか?

 

う~ん…ちょっと難しかったですかね…

 

今回の後半のちょっと難しいお話は、浅場のフラワー装飾の先生でもある、蛭田謙一郎氏の著書【花のアレンジテクニック フォルムとプロポーション】に詳しく書いてあります。

 

 

あれ?そういえば今回は3級から受けるのか?1級から受けるのか?そんな事について書こうと思っていたのですが…

途中で忘れてしまいました。。。

次回はそこを書いていきますね。

 

過去の記事

第一回 フラワー装飾技能士について

第二回 フラワー装飾技能士について

第三回 フラワー装飾技能士について